ブログの運営から収益化までの過程において、何度も失敗を繰り返すことになります。
初心者のうちはとにかく記事を書くことが大切ですが、『PDCAサイクル』を意識することで、効率的にブログ運営を進めることができます。
本稿ではブログ運営における『PDCAサイクル』について解説します。
PDCAサイクルとは
『PDCAサイクル』とはある事柄に対し上の図のように,Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(検証)⇒Action(改善)のサイクルを回し実行していく概念のことです。
似たような言葉として、『トライアンドエラー』があげられますが、これはいわばPとDしかない状態。仮に何かの課題に直面し、作業が滞った場合に物事が進まなくなってしまうことが多いです。
PDCAサイクルでは常に検証と改善をサイクルの中に含んでいますので、問題が明確になり、課題を解決しやすいというのが特徴です。
ブログ運営におけるPDCAとは
ブログ運営にもこのPDCAサイクルをあてはめることができます。P・D・C・Aの項目毎に解説していきます。
Plan(計画)
では、どのようにPlanを立てていくか、具体的にご説明します。
ほかにもたくさん方法はありますが、ここでは3パターンをご紹介します。
ユーザー層を意識
自分のページにどんなユーザーが来ているのかを把握し、そのユーザーに向けた記事を書きましょう。
見に来てくれたユーザー層はGoogleアナリティクスの解析結果で確認できます。
自分の狙ったユーザーを集める工夫
『万人受け』はまず不可能です。なので、ターゲットをまず決めましょう。
そして、そのターゲットが見に来てくれるような内容をアップしていきましょう。
ポイントは『自分が相手(ターゲット)の立場に立って考える』ことです。
『学ぶ』は『真似る』から
一説によれば、『まなぶ』という言葉は『まねる』が訛ってできた言葉だそうです。
先輩ブロガーや実際に結果を出しているブロガーの方のページを見て、レイアウトなどを真似してみるのも一つの作戦です。
しかし、丸写しはダメです!
著作権などの権利があるので、自分の中に一度落とし込んで自分なりの言葉でページを作っていきましょう。
いかがですか?
もしご不明な点や、自力ではPlanを立てられそうになければご連絡ください。
Do(実行)
さぁ、Planが整ったら実行してみましょう。
具体的にはこんな感じです。
- 記事を書く
- ページのレイアウトを変える
- 足りないコンテンツを補充してみる
そして、リリース!
何事もDoあっての結果がすべてです。
Check(検証)
PlanそしてDoを行った結果を確認しましょう。
- ユーザー数は増えたか
- 狙ったターゲットは見てくれたか
- 広告収入は増えたか
- 狙った結果にどれだけ近づいているか
いくらPlanを完璧にした!と自分で思っていても
結果が出ていなければ、もう少し改善点があるということがわかります。
少し厳しい事を言えば『満足度は自分』ではなく『満足度はユーザーが決める』というのが現実であり、ビジネスには大切な考え方なのです。
Action(改善)
Checkが、思い描いた結果でなければActionで軌道修正していきましょう。
誰しもが初めから思い通りのCheck結果を得ることなどできません。
この記事を読んでくださっている方へ僕がお伝えしたいのは
『結果がでるまで諦めないで欲しい』ということです。
あなたは、少なくとも『Plan→Do→Check』という運営をしたのであれば、何かしらの変化はあったはず。
少しでも良い結果が出た部分は残しましょう。
その『Plan→Do』はユーザーに刺さっているのです。
反対に理想に反したCheck結果を今度はPlanに戻り再度改善すればよいのです。
それを繰り返し行うことで、あなたのサイトの品質は向上していきます。
まとめ
やったことを検証して計画たてていこうね、ってことですね。
書くことないな、とか内容に迷ってしまったときは、
これらを考えると落ち着いて良い方向に持っていけることと思います。
このブログは休みやすみ2年半くらい運営していますが、書きたいことばっかり書いていて全然検証していないのですよね。書くのが好き、作るのが好き。
でももっと数字にこだわってみようかなと思い、最近ブログのPVをあげてみようかなと思いはじめ、色々本を読み漁っているところです。
ブロガー歴が長い僕でも、毎日が挑戦です。
それだけ、あなたは半端ない挑戦をしていることを忘れないでくださいね。
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