SNS(ソーシャルネットワークサービス)とは?
SNSとは、Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略。
- ソーシャル…社会の、社会的
- ネットワーク…あちこちとつながり合う構図のこと
その名の通り、社会的な繋がりを作り出せるサービスのことです。
SNSに登録し、誰かと繋がったり、投稿をしたり、誰かの投稿にコメントをつけたりすることで、情報交換や会話を楽しむことができます。
身近なSNSだと以下が挙げられます。
- LINE
- YouTube
- TikTok
- clubhouse(New)
SNSに登録することで、知らない人や知っていたけれど交流がなかった人とコミュニケーションを楽しむことができるのです。
つまり、国境を越えて広く人々のつながりをもつことができる。それがSNSです。
SNS(ソーシャルネットワークサービス)の始まり
日本でSNSという言葉が使われるようになったのは、2003年頃。
Googleの社員が開設した「orkut(オーカット)」というSNSが、IT関係者やインターネット・ヘヴィユーザーの間で話題になりました。
その後、日本でも2004年に「mixi(ミクシィ)」や「GREE」がオープンし、SNSが注目を浴びるようになったのです。
当時、SNSの大きな特徴とされていたのが「招待制」。すでにそのサービスを利用している会員から招待を受けないと参加できない仕組みでした。
しかし今は、誰でも自由に登録して参加できるSNSが多く、それによってSNSの普及が促進されたのです。
SNSが流行している理由
さきほども触れましたが、SNSはコミュニケーションの場です。
つまり、人と人との繋がりです。
たとえば、SNS内にある多種多様なコミュニティで、自分と共通点を持つ人と出会うことができます。
- 同じ趣味を持つ人
- 同じ出身地の人
- 同じ大学を卒業した
- 同じ目標に向かって頑張っている人
共通点がある人とSNSで繋がることにより親しい関係になったりもします。
- 知り合いだけどあまり交流していなかった人
- 同窓会で何十年ぶりに再会したクラスメイト
こういった人たちとSNSで繋がるケースもありますよね。
また、自分にとって大切な何かを共有できる相手との出会いは、ときに人生を動かします。
- 仕事のパートナー
- 結婚相手
- 人生を変える相手
上記のように、運命の人に出会う可能性もあります。
趣味や仕事に関係する重要な情報や、最新の情報をSNSで得ることも多いでしょう。
SNSは普段の生活では出会えなかった人と出会わせてくれる場所であり、普段の生活では行えなかったコミュニケーションを可能にしてくれる場所。だからこそ多くの人がSNSを使い、ハマっていくのだと思います。
SNS選びがエンジョイ度を決める
SNSには、それぞれ異なる個性があります。
どのSNSに入るかによって、猛烈にエンジョイできる場合もあれば、ストレスにしかならない場合もあります。自分の好みや目的に合ったSNSを選ぶことが大切です。
今現在多くの人に使われているSNSが、それぞれどんな人に向いているかを下記にまとめてみました。
- Twitter:140文字のつぶやき。短文で表現したい人や交流したい人向け
- Facebook:実名登録なので、同窓生やリアルな友人知人と交流したい人向け
- LINE:基本は1対1のやりとり。日常会話や連絡手段に使いたい人向け
- YouTube:動画SNS。好きな音楽や動画を見て楽しみたい人向け
- Instagram:撮った写真を見てもらいたい人、写真を通じて交流したい人向け
- clubhouse:音声SNS。話すのが好き、話を聞くのが好きな人向け
もちろん、これに当てはまらなくても楽しめるケースもあります。
たとえばTwitterを「音楽アーティストのライブ公演チェック用に使っている」という人もいます。Youtubeの動画をビジネス利用する方もいます。
そんなふうに、自分の周りにどのSNSをどんな風に活用している人がいるか知るのも、自分に合ったSNSを探すのに役立ちますよ!
SNSを利用するメリット・デメリット
誰でも楽しめるSNSですがそうではありません。
これらのSNSを利用するメリットやデメリットについて、まとめてみました。
SNSのメリット
- 人とのつながりが持てる
- コミュニティをつくれる
- 個人でも情報発信ができる
- 個人のブランディングができる
- 旬の情報をいち早く知れる
- 暇つぶしにもぴったり
- コンテンツを発信して収益化を図ることができる
- 自分の新しい可能性を見出せる
SNSのデメリット
- 個人情報や顔写真を悪用されるリスクがある
- 誹謗中傷がストレスになり得る
- 人とのつながりに疲れてしまうことがある
- SNSにとらわれ過ぎてしまう可能性がある
まったく知らない人とも仲良くなることができるツールとして利用されるSNSですが、時にデメリットとなることもあります。
安易に顔写真や個人情報を載せてしまうと、消したつもりでもネット上には残ってしまうことが。たとえば、悪意のある誰かがその画面の写真を撮って残すことがあります。
また、そういった情報はSNSを通じてあっという間に拡散されてしまうため、犯罪に利用されないよう注意を払う必要があります。
ただ、SNSの利用を警戒するのではなく、正しく・楽しく利用すれば思わぬつながりが生まれることもあれば、自分の発信した情報に需要があり、マネタイズ(収益化)できる可能性も。
たとえば、子育て中の主婦の方が育児日記をイラストにして投稿し続け、大きな反響から書籍化される…ということも。
SNSをどのように使うかはすべて自分次第で、その可能性は無限大です。
次の記事では数あるSNSの中からツイッターを選んだ理由を説明します。