この記事ではGoogleアドセンスの弱点について解説します。
ASP案件から思うように報酬が発生しないアフィリエイト初心者にとって、アドセンスは貴重な収益源の1つ。
しかしそんなアドセンスにもいくつか弱点が存在します。
アドセンスの弱点を理解しブログでのさらなる収益化に役立てましょう。
3つの弱点
アドセンスを収益源として考える時、これからご紹介するアドセンスの3つの弱点は無視できません。
以下がその3つの弱点です。
- アドセンス審査に合格できない、または時間がかかる
- 読者の一部は画像広告を嫌がる
- 自分で広告を選べない
それぞれについて以下で詳しくご説明します。
①アドセンス審査に合格できない、または時間がかかる
まず1つ目の弱点は、そもそもアドセンス審査に合格できない、または時間がかかる点です。
アドセンス審査はGoogleが行っています。
おおよその審査基準は公表しているものの、明確な合格基準は発表されておらず、申請者は個々に手探りで申請をしている状態です。
そのため以下のようなことが頻繁に起こります。
- 何度申請しても合格しない
- 申請はしたが返事が来ない
- 合格の返事をもらうまでに1ヶ月以上かかった など
アドセンス広告を利用する前の段階でつまずく場合があるということです。
そのためアドセンスをブログの収益の一部と考える際には、対策を立て早めに申請するようにしましょう。
②読者の一部は画像広告を嫌がる
2つ目の弱点は読者が画像広告を嫌がる点です。
読者の中にはアドセンスの画像広告をクリックしない方がいます。
そのような読者は主に以下の3つのタイプと言われています。
- その広告自体に興味がない方
- 記事を読みたいため、他のページへ誘導されるのは迷惑だと感じる方
- クリックすると報酬が発生することを知っている方(=意地でもクリックしたくない方)
アドセンス広告はGoogleによる自動配信です。
記事のジャンルや読者の属性を基に、より最善と思われる広告を表示させます。
しかしまれに読者にとってあまり興味のない広告が表示される時があり、その場合、当たり前のことですが読者は広告をクリックしません。
下の画像は「4歳 女の子 プレゼント おもちゃ以外」と検索して、ランダムに選んだサイトのアドセンス広告です。
筆者は確かに30代ですが、外資系CAなどには全く興味はありません。
果たして読者はこのような興味のない画像をクリックするでしょうか?…
また純粋に記事を読みたい読者もアドセンスをクリックしません。
なぜならアドセンスはクリックすると直ぐに広告主のサイトを表示するからです。
記事を読んでいる最中に邪魔はされたくありません。
最後はアドセンスで収益化できる仕組みを理解し、それを不快に感じている方です。
ネットビジネスによい印象を持たない読者は、アドセンスを含む全ての広告をクリックすることはないでしょう。
以上のようなことから読者の一部はアドセンスをクリックしません。
クリック率が悪いからといって、全てがあなたのせいではないことを覚えておきましょう。
③自分で広告を選べない
最後の弱点は表示される広告を自分で選べない点です。
先ほども少しお話しましたが、アドセンスで表示される広告は「サイトや記事のジャンル、読者の属性などを基に、Googleが読者にとって最適と判断したもの」です。
具体的には以下の4つを分析し広告を自動配信しています。
- コンテンツターゲティング
- プレースメントターゲティング
- パーソナライズドターゲティング
- ネットワーク掲載ターゲティング
そのためあなたが売りたい商品や、おすすめのサービスなどの広告を表示させることはできません。
もし特定の広告を表示させたい場合は、記事毎に自分で設置するしかないということです。
ワンクリックされれば即時報酬が発生するGoogleアドセンス広告ですが、以上のような弱点があります。
収益5桁までであればアドセンスのみでも達成可能です。
しかしそれ以上の収益を望む場合は、以上の3つの弱点を補う方法を考える必要があると言えるでしょう。
>>次へ進む:【答え】Googleアドセンスの弱点を補うもの