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【基礎編】トレンド記事のキーワード選定方法

この記事ではトレンド記事のキーワード選定方法と、ずらした話題を見つける方法をご紹介します。

トレンド記事のキーワード選びは通常のキーワード選定とは異なった手順で行います。

効率的なキーワード選定でトレンドのタイミングを逃さないようにしましょう。

 

Yahooニュースを使ったキーワード選定方法

まずはトレンド記事のキーワード選定方法についてご説明します。

トレンド記事のキーワード選びには「Yahooニュース」を利用します。

Yahooニュースは様々な大手メディアから、読者が興味を持つであろうニュースを選びだし掲載しています。

そのため扱うジャンルも幅広く多岐に渡るため、ネタの宝庫と言えるのです。

 

トレンド記事の話題探しでニュースサイトを利用する時、してはいけないことが1つあります。

  • 掲載されている記事と同じネタでトレンド記事を書くこと

ニュースと同じ内容の記事をあなたが書いても何の意味もありません。

記事の内容が同じであれば元となっているニュースを読めばいいわけで、わざわざあなたがリライトした記事を読む必要はないからです。

Yahooニュースはあくまでも「話題を選ぶため」に利用すると考えてください。

あなたが本当に探すべきなのは「その話題に関連する検索需要のあるキーワード」です。

では具体的にはどのような手順でキーワードを選ぶのか。

キーワードを選ぶ手順は以下の3つです。

  1. ニュースから記事のテーマとなる話題を探す
  2. サジェストキーワードで3語以上のキーワードを選ぶ
  3. 「allintitle」でライバル数を確認する

以下で1つずつ詳しく解説します。

 

①ニュースから記事のテーマとなる話題を探す

まずはYahooニュースの中でも「トップニュース」と言われる部分に注目し、そこから話題を探します。

トップニュースとは下の画像の赤枠で囲まれた部分です。

 

 

 

トップニュースからタイミングよくネタを見つけるのが困難な場合は、トップニュースの下のニュース一覧から探しても構いません。

しかし出来る限り新しい鮮度のよい話題をネタにしましょう。

トレンド記事の魅力の1つは「誰も知らない最新情報が読めること」です。

そのため既に誰もが知っている数ヵ月前の古い話題などはトレンドとは言えません。

実際にネタとなるニュースを探す時のポイントは以下の2つです。

  • 定期的に検索される話題か?(ミドルレンジキーワードの可能性)
  • 将来、長期的に安定した検索需要が見込めるか?(ロングレンジキーワードの可能性)

以上の2点をクリアできる話題を探します。

今回は例として下の画像のニュースを見てみましょう。

名古屋に本店がある和菓子屋「弁才天」を取り上げたニュースです。

ニュース記事はこちらです。
>>名古屋発「フルーツ大福弁才天」驚きの誕生秘話~東京や大阪にも出店、2021年に50店舗の見通し

 

 

 

この記事には以下のような内容が書かれています。

  • 弁才天の経営者の経歴
  • 弁才天の誕生秘話
  • 2021年には全国50店舗まで店舗拡大予定 など

このニュースが先ほどのミドルレンジとロングレンジの条件を満たしているか考えてみます。

ではミドルレンジという部分を考えてみましょう。

まずこの和菓子屋「弁才天」が販売しているフルーツ大福は、その美味しさとインスタ映えする見た目という理由で、2019年のオープン当初から現在でも話題になっています。

その人気店が2021年に更に店舗数を増やします。

そのため新店舗がオープンするたびに話題になり検索されると予想できるでしょう。

このことから定期的に検索需要が見込めるミドルレンジキーワードであると言えます。

 

ロングレンジという点を考えた場合はどうでしょうか。

国内での店舗拡大にともない企業としての知名度は上がると予測されます。

結果として長期にわたり安定した検索需要があると考えられるでしょう。

以上のことからこのニュースはミドルレンジ・ロングレンジともに条件はクリアしていると言えます。

記事のテーマとなるニュースは以上のような方法で探してください。

次はキーワードを選んでいきます。

 

②サジェストキーワードで3語以上のキーワードを選ぶ

では実際のキーワードを探していきます。

トレンド記事では3語以上でライバルの少ないキーワードを狙いましょう。

そしてキーワードを決める場合には以下の3つを意識することが大切です。

  1. どのような人がそのニュースを読むのか?
  2. ニュースを読んだことで疑問に思うことはなにか?
  3. 次に知りたい情報はなにか?

以上3つの要素を含むキーワードを探すため、今回は「Yahoo検索のサジェストキーワード」を使った効率的なキーワード選定方法をご紹介します。

※この記事では「Yahoo検索」の利用をおすすめします。
理由は検索エンジンです。
GoogleとYahooは同じ検索エンジンですが、実は若干の違いがあります。
それによりYahoo検索で見つけたキーワードはYahooで上位表示される可能性があります。

 

では先ほどの「フルーツ大福 弁才天」をYahoo検索の検索窓に入力しましょう。

すると下の画像のように「サジェストワード」と呼ばれるワードが表示されます。

これは検索するワードと一緒に頻繁に検索されている「関連ワード」です。

つまりこのサジェストワードは「人々が知りたいこと」を意味し、一定数の検索需要があると考えられます。

そのためキーワードはこのサジェストワードの中から選びましょう。

 

 

 

またこのサジェストワードは、メインキーワードの後ろにひらがなを一字入れるだけでも候補を表示します。

例えば「フルーツ大福 弁才天 お」と入れると下の画像のように「お」から始まるサジェストワードを表示します。

 

 

 

今度は「よ」と入力してみます。

すると「予約」と「横浜」が表示されました。

「予約はできるのか?」といった疑問も検索されていることがわかります。

 

 

 

上記のやり方で「あ」から「よ」まで検索していくと、キーワードは尽きません。

そのため実際には自分が書きやすいキーワードを選びましょう。

今回は調べた中で検索寿命がより長そうな以下の3つのキーワードを候補として選びました。

「フルーツ大福 弁才天 通販」
「フルーツ大福 弁才天 賞味期限」
「フルーツ大福 弁才天 東京」

【注意】
検索結果の一番初めに画像が出てくるキーワードは避けてください。
キーワードの検索結果が画像ということは、検索している人は画像が見たいということです。
そのようなキーワードではいくらよい記事を書いても上位表示が難しく、もし上位表示されたとしてもアクセスはごく僅かです。

 

次は選んだ3つのキーワードのライバルチェックを行います。

トレンド記事では「ライバルに勝つ」ではなく「ライバルがいない」キーワードを探すことが鉄則です。

 

③「allintitle」でライバル数を確認する

トレンドキーワードのライバルチェックは「allintitle」で行います。

全てのキーワードがタイトルに入っている記事がどれほどあるのか見ていきます。

該当する記事数が1桁であればそのキーワードは狙い目と言えるでしょう。

 

ではYahoo検索の検索窓に「allintitle:検索するキーワード」を入力しましょう。

今回は先ほど選んだ3つのキーワードをそれぞれ確認してみます。

まずは「フルーツ大福 弁才天 通販」です。

結果は1件しかないため狙い目キーワードと言えます。

 

 

 

続いては「フルーツ大福 弁才天 賞味期限」を調べます。

結果はこちらも1件のため狙い目です。

 

 

 

最後は「フルーツ大福 弁才天 東京」です。

こちらは84件と大変多くあります。

4語キーワードではありますがライバルが多いため狙い目キーワードとは言えません。

 

 

 

このようにしてキーワードに対するライバルチェックを行い、ライバルがより少ない狙い目のキーワードを選んでください。

 

ずらした話題を見つける方法

Yahooサジェストキーワード以外にも、テーマを少しずらしたキーワードを探す方法があります。

それはYahooニュースの中でも、トップニュースにだけ設置されている「ココがポイント」に表示されている話題です。

下の画像はトップニュースをクリックし、次に表示される画面です。

ここに「ココがポイント」があります。

 

 

 

「ココがポイント」には、メインニュースを読んだ人が興味を持つ可能性のある「メインニュースに関連するニュース」が表示されています。

これらのニュースであれば既に関連キーワードが含まれているため、話題をそのまま利用できます。

この場合はリライトという形にはなりますが、トレンド記事の話題探しという意味では非常に有効な手段と言えるでしょう。

 

本来トレンド記事のキーワード探しには、経験とセンスが必要です。

しかしこの記事でご紹介した方法であれば、誰にでも簡単にトレンド記事が書けるようになります。

コツを掴むまでは諦めずに取り組みましょう。

>>次へ進む:【応用編】トレンド記事のキーワード選定方法