『ランチェスター戦略』聞きなれない言葉かもしれませんね。実は弱者の戦い方のモデルとして有名な戦略なんです。
ブログの運営はドメインエイジやドメインパワーに大きく左右されます。ドメインは焦っても急いでも成長が早まる訳ではありません。
そうです。あなたは弱者。まずは弱者ということを自覚し『弱者の戦い方』を極めましょう。そして虎視眈々と進む強者への道。
この記事ではブログの『ランチェスター戦略』について説明します。
ランチェスター戦略とは
ランチェスター戦略とは、ランチェスターの法則という数理モデルを元に弱き者が強き者に勝つために立てた戦略のことです。硫黄島の戦いの戦績を解析したところ、確かさが証明されており優れたモデルだと言われています。
また、ランチェスターの法則のモデルは経営学にも応用されています。マーケティングコンサルタントの田岡信夫氏はランチェスター戦略をもとに『ランチェスターマーケティング戦略』を提唱していたからです。
この戦略は多くのコンサルタントやマーケッターへ多大な影響をもたらしたことから、日本においては中小企業がサバイブするための競争戦略・販売戦略上のバイブルだと言われています。
ランチェスター戦略①ライバル不在を狙う。
ブログは集客・販売を行うツールであり、その運営概念は経営のそれと良く似ています。
しかし、従来使われてきたランチェスター戦略の全てがブログにそのまま当てはまる訳ではありません。ブログにはブログのランチェスター戦略があるのです。
具体的には大きく分けて2つの戦略があります。1つ目は『ライバル不在の市場を狙う』という戦略です。
ライバル不在→ライバルがいない→記事がない。つまりはまだ書かれていない記事を書くということ。トレンド記事を書くというのが戦略の第一歩です。
『トレンド記事はスピードが求められるので副業には…』と考える方も多いようですが、キーワードを上手にずらすことで、多少、情報収取が遅れた場合でも完全なブルーオーシャンを狙うことができるんです。
ドメインも弱く、アクセスもほとんどないブログにアクセスを集める最良の方法であり、敵はニュースメディアと一部のトレンドブロガーだけ。
差し詰め『トレンド屋との一騎打ち』と言ったところでしょうか。
ランチェスター戦略②弱いライバルを確実に打つ。
1つ目のランチェスター戦略とした『トレンド記事』はブログへのアクセスをブーストするには持ってこいですが、実は弱点もあります。
- ライバルとネタが被る可能性がある = はずれを引く場合がある。
- 記事の賞味期限が短い = 短期的なアクセスしか稼げない可能性が高い。
この2つが弱点です。なんだか少し不安になりますよね。ですがご安心下さい。ランチェスター戦略の2つ目がこの弱点を補います。
2つめの戦略はロングレンジのニッチキーワード記事を書くことです。
ニッチキーワード記事を書くというのは初心者ブロガーさんの中では一般的ですが、驚くほどにやり方が間違っている方が多いです。
NEVERLAND33では再現性のある正しい方法を学ぶことができますよ!
- ライバルが弱いかつ検索需要の少ないキーワードを探す。
- 長期間需要があるキーワードを探す。
この2つを丁寧に実践し、気長にコツコツと記事を書き貯めていくことでトレンド記事の弱点を完全に補うことができます。
こちらは『弱者同士の局地戦』と名付けています。
皮肉にも弱者の戦略こそが強者への近道。
トレンド記事で短期的なアクセスと爆発力を得る。そしてニッチキーワード記事で長期的なアクセスと持続力を付けていく。
この戦略を続けると5桁の収益に大きく近づくこととなりますが、目的はそれだけではありません。
この記事では『ライバル』に対してどのような戦略を取るかということにフォーカスしてきましたが、一番の敵は己自身ということを忘れてはいけません。
このランチェスター戦略は言い換えると『ブログ初心者が最も効率的にブログにアクセスを集めるための戦略』です。
アクセスを集めると一時的に稼ぐことができるだけではなく、ドメインパワーのにも大きな影響を及ぼします。反対にアクセスが無いブログはドメインパワーも上がりませんから。
ドメインパワーが上がるということは強者の道に近づくことと同義です。
短期的に稼いでモチベーションを維持しつつ、長期的には強者に近づくための戦略。
今現在、違う戦略で戦っているブロガーさんでも軌道修正が可能です。そういう戦略でもあります。