ブログ記事には大きく分けて2つの種類があります。
それが「集客記事」と「収益記事」です。
この記事ではそれぞれの記事の役割と特徴について解説します。
集客記事の役割とその特徴
集客記事の役割は大きく3つあります。
- 読者を集めること
- 収益記事に読者を誘導すること
- ドメインパワーを強化すること
集客記事はその名の通り「集客するための記事」、つまり読者を集めるための記事です。
さらに集客記事で集めた読者を収益記事に誘導する役割も担っています。
上位表示される記事であるならば十分なアクセスが期待でき、それはドメインパワーの強化にも繋がるでしょう。
収益には直接関係はありませんが、ブログの土台として欠くことのできない記事と言えます。
では集客記事にはどのようなものがあるのか見ていきます。
集客記事とは以下のようなものです。
- 読者の悩みや疑問に答える記事
- トレンド記事
- 企業が嫌うマイナス要素を解説する記事 など
これら集客記事の特徴は、読者に「商品を売る」のではなく「情報や話題を提供する」という部分です。
そのため通常であれば集客記事からの収益は期待できません。
一方で収益に繋がりにくいキーワードはライバルが比較的弱い傾向にあります。
個人ブログでも上位表示させることは難しくなく、アクセスも十分に見込めるでしょう。
ここで1つ例をあげてみましょう。
「スタンディングデスク やめた」というキーワードがあります。
キーワードから集客記事であることは明らかです。
月間平均検索ボリュームは1,600あり、もし上位表示されれば日々安定した集客も見込めるでしょう。
下の画像は実際の検索結果です。
ドメインパワーが57のサイトを除いてはライバルは比較的弱いと言えます。
特にトレンド記事ならば最新情報を扱う性質上、元々ライバルが少ないためさらに上位表示させやすく爆発的なアクセスも期待できます。
SNSとの相性も良いため、検索流入以外からのアクセスも獲得できるでしょう。
集客記事にはブログを底辺から支える役目があると言っても過言ではありません。
ブログでの収益化は集客あって成り立つもの。
集客記事の役割と特徴をしっかりと理解し、確実に収益へと結び付けましょう。
収益記事の役割とその特徴
収益記事の役割はシンプルにただ1つです。
- 収益をだすこと
読者に商品やサービスを購入してもらうための記事と考えましょう。
商品購入を目前にした読者を獲得できれば成約を出すことが容易です。
具体的な収益方法はアフィリエイト広告やオリジナル商品の販売です。
購買意欲が高い読者がターゲットとなるため、ライバルは常に強い傾向にあります。
そのため企業サイトが上位を占める可能性も高く、個人ブログが上位表示するのは簡単ではありません。
例を1つあげてみます。
下の画像はキーワード「掃除機 ランキング」の検索結果です。
後ほどお話しますが、ランキング記事は収益記事の定番です。
しかし定番が故に1ページ目はドメインパワーの強い企業が占めていることがわかります。
実際のところ、収益記事の順位にはドメインパワーが大きく影響します。
ドメインパワーがあれば書きたいキーワードで記事を書き上位表示させ、さらに収益化が可能です。
要するに収益記事は集客記事の役割、場合によってはトレンド記事の役割すら兼ねるのです。
しかしこれはドメインパワーがあってこそなせる業。
ドメインパワーのないブログには現実的とは言えません。
そのため通常は集客記事を利用し、既に集客がある記事から内部リンクで収益記事へ読者を誘導します。
この方法がドメインパワーがないブログには最適で堅実と言えるでしょう。
では収益記事の種類について見ていきます。
収益記事の種類は大きく2つあります。
- 商品やサービスの感想などを紹介する商標記事
- 読者の悩みや疑問の解決策の1つとして、商品やサービスを紹介する記事
商標記事には口コミやレビュー、比較やランキングなどがあり代表的な収益記事です。
これらの記事を読む読者は、商品を購入する決定打を探している状態です。
そのため読者が記事に満足すれば成約に直結する記事と言えるでしょう。
読者の悩みを解決しつつ商品を紹介する記事は、集客記事と収益記事の両方のメリットを持ち合わせています。
キーワードに関しても企業が不在の穴場があるため、個人ブログには狙い目です。
収益記事のライバルは、企業はもちろん、ベテランサイトやプロのアフィリエイターです。
そのため個人ブログが収益記事で上位表示を狙うのは難しく、集客記事からの誘導がカギとなるでしょう。
収益記事で成果をだすには、集客記事の利用やドメインパワーの強化を忘れてはいけません。